当院の脳ドックの特徴
高性能のMRIによる検査
脳ドックにおける最も重要な検査は、MRI検査です。
当院ではキヤノン製の新型MRIを使用します。この機種には、静音化技術Pianissimo™ Zenという新技術が搭載されており、MRI検査中に発生する工事現場のような激しい音を極限まで減らすことができます。その結果、小児や高齢者の方々にもやさしく検査を行うことができます。 (検査内容によっては従来と同じ音がします)
撮影時間もMRI(断層撮影)、MRA(脳血管撮影)をあわせて15分程度で終了します。
脳神経外科の専門医による診断
「精度の高い鮮明な画像を、経験豊富な専門医が読影診断する」
これが脳ドックの何より重要なポイントです。当院の担当医は全員、脳神経外科の専門医です。
多彩な検査項目
当院の脳ドックでは、脳血管障害(脳卒中)、脳血管性認知症の予防、早期発見に必須と考えられる検査を効果的に組み合わせてあり、多面的に脳の健康状態および動脈硬化を把握することに努めております。
日本脳ドック学会の定めた「脳ドックのガイドライン」を準拠。
MRI(磁気共鳴断層撮影) | 脳卒中の前段階である脳動脈硬化や無症候性脳梗塞が見つかります。脳腫瘍や脳の萎縮などもわかります。 |
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MRA(脳血管撮影) | くも膜下出血の原因である脳動脈瘤や動静脈奇形などが見つかります。血管の閉塞や狭窄もわかります。 |
頸動脈エコー | 頸動脈血栓の有無や動脈硬化の程度を調べます。 |
心電図 | 心房細動などの心臓病は脳梗塞の危険因子です。 |
眼底検査 | 眼底は脳の血管が直接見える唯一の場所です。脳動脈硬化の程度を調べます。 |
血液検査 | ※血液学検査 白血球、赤血球、血色素、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血小板 ※血液生化学検査 |
身体測定 (身長・体重・BMI) |
目安として、 BMIが18.5以下→(低体重)、 18.5~25→(普通体重)、 25以上→(肥満) |
血圧測定 | 高血圧は脳卒中の最大の危険因子です。 |
総合診断・健康相談 |
受診当日の総合診断説明、健康相談
受診当日、検査終了後にその場で診察が行われ、担当医が結果を直接ご説明いたします。
したがって、万一、異常所見が見つかった場合でも、適切な早期治療や予防法について、受診者にご納得いただくまで十分な説明や指導ができますので、不安を最小限に押さえることができます。
全行程の所要時間は、約2時間です。
検診後のフォロー
脳ドック受診後、さらに精密な二次検査や治療の必要等が生じた場合、他病院と連携体制をとっておりますので、安心してご受診下さい。